職員インタビュー
Staff interview
特別養護老人ホーム美瑛慈光園 管理栄養士
牧野朋子
Tomoko Makino
- 平成16年入社(43歳)
- 旭川大学短期大学部
生活学科食物栄養専攻
仕事をしていて、うれしい瞬間
- 食べることは楽しみであり、元気の源
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栄養士の仕事は、病院や学校、保育所等働く場所により同じ食に関することでも仕事の内容も変わってきます。ここでは“最期まで口から食べる”ことを重点に栄養管理を行い、介護職員や看護師、相談員、OT、PTいろいろな職種が連携してお年寄りを支えています。高齢になると、いろいろな機能が低下してきます。そのような状況でも、食べることは楽しみであり、元気の源です。その元気な笑顔は、私も元気にさせてくれます。お年寄りの声にも耳を傾け、他職種とのコミュニケーションも大切に栄養士として支えていきたいと思っています。
休日の過ごし方
- 時間を見つけて家族で出かけたり、買い物へ
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私は、夫と子供の3人家族なので休日は専ら家事に追われます。ですが、時間を見つけて家族で出かけたり、買い物へ行ったりとしています。子供の学校行事などには有給休暇制度を活用して参加し、子供との時間も大切にしています。慈光会は子育てする方にも働きやすい職場だなと感じています。
特別養護老人ホーム美瑛慈光園 介護職員
高橋雄也
Yuya Takahashi
- 平成31年入社(26歳)
- 旭川大学
保健福祉学部 コミュニティ福祉学科
この仕事・美瑛慈光会 を選んだ理由
- 利用者の方に寄り添っている姿に惹かれ
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私は大学で福祉を専攻しており、実習で直接自分の目で介護の現場を見た時、介護職員の方々が排泄や食事の介助をするだけではなく、利用者の方の隣に座って話を聞いたり歌を歌ったりしながら、その方の時間を一緒に過ごすということをしていました。
そうした関りが出来る時間を日々の多忙な業務の中で作りながら利用者の方に寄り添っている姿に惹かれ、「自分もそんな仕事がしてみたい。」そう思うようになりました。
今実際に働いてみて職員1人1人の関わり方や寄り添い方は異り様々な形のケアがありそのケア一つ一つはどこの施設にも負けない自信があるので、慈光園を選んで良かったと思っています。
休日の過ごし方
- リフレッシュ休暇で旅行に
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介護という仕事は身体をたくさん使うだけではなく、利用者の方の生活をどう支えていくのかを考えるのでなかなか身体から疲れが取れないことも多いです。
だからこそ休日は思いっきり遊びに出かけたり、ゆっくり休むことで気持ちがリフレッシュするので、また仕事を頑張ろうと思えることに繋がります。
きっとどこかで介護の仕事は休みが少ないといった話を聞いたことがあるかもしれませんが、美瑛慈光園では有給休暇を連日して使い、合わせて1週間近くのリフレッシュ休暇を取ることが出来るので、私は友達と予定を合わせて旅行に行ったり、丸1日どこにも行かない日を作り身体を休めたりしながら休日を謳歌しています。
仕事をしていて良かったと思えたこと・やりがい
- 一生懸命に頑張っている姿を見てくれていることが本当に嬉しくて
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今までの自分自身を振り返ると利用者の方との関りの中で1人1人にきちんと寄り添えていたのか多々不安になることがあります。ですが、他のユニットへ「異動」の話があった時、利用者の方が「本当にありがとう。これからも頑張りなさい。」と涙を流しながら私の背中を押してくれたことがあり、今までやってきたことが間違っていなかったと自信を持つことが出来ました。
私達の普段の関り方や仕事ぶりは同僚や上司だけではなく、最も身近にいる利用者の方々も見てくれています。どんなに不器用でも一生懸命に頑張っている姿を見てくれていることが本当に嬉しく今でも私のやりがいになっています。
美瑛慈光園小規模多機能 燈 介護職員
白崎由華
Yuuka Shirasaki
- 平成30年入社(25歳)
- 東北福祉大学
総合福祉学部 社会福祉学科
この仕事を選んだ理由
- お年寄りの笑顔が好き
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やりたい仕事が無かった私ですが、小さい頃からお年寄りの方と関わることが好きでした。お年寄りの笑顔が好きで、福祉関係の大学へ進みました。大学で福祉を学ぶうちに、福祉の魅力に惹かれ高齢者の方々の生活を支えて行きたいと思うようになりました。多くの人が毎日を笑顔で暮らせるように手助けを出来るのはこの仕事しかないと思い選びました。
実際に介護の仕事に就いて
- たくさんの笑顔と「ありがとう」に触れられるお仕事
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福祉のお仕事は楽しい事もたくさんありますが、大変な事も辛い事ももちろんあります。人と関わるお仕事なので、日々の関わりの中で喜怒哀楽たくさんの感情が生まれてきます。そんな中でも、たくさんの笑顔と「ありがとう」に触れられるのがこのお仕事の魅力の1つだと思っています。また、私達よりもたくさんの経験をしているお年寄りの方々との会話・関わりは、未熟な自分自身の学びにも繋がります。お年寄りの方々の生活を支えるだけでなく、人としても成長できる素敵なお仕事です。いかにお年寄りの方々が日々を笑顔で・その人らしく暮らせるかを考えながら、全力でサポートしています。
休日の過ごし方
- 趣味の時間に費やすことが多いです
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休日のほとんどは自宅で過ごしています。夜勤が終わった日のお休みは、1日通して寝てしまう事もあります。私自身、あまり出歩くことが無いので、趣味の時間に費やす事が多いです。連休をいただいた時には、友人とお出かけしたり実家へ帰省する事があります。休日が終わり、仕事が始まると、「久しぶりだね」なんてご利用者の方が声を掛けて下さる事も有り、やる気に繋がる嬉しい瞬間でもあります。
サテライト特養燈 介護職員
細川萌子
Moeko Hosokawa
- 平成31年入社(24歳)
- 北海道教育大学
教育学部 国際地域学科
この仕事を選んだ理由
- ”人”にしかできない仕事を
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大学で福祉を学んでいたこともあり、就職について考える時期になった頃、なんとなく福祉に関わる職に就くのかなと思うと同時に、「福祉の仕事は大変だ」という世間や身の回りの声に不安と迷いも正直ありました。就職活動が始まり、分野を問わず色々な企業や法人の説明会に参加し、やっぱり自分は”人”にしかできない仕事”福祉”に興味があるんだなということを再確認しました。介護の仕事を選んだのは、小さい頃からおばあちゃんや地域のお年寄りの方々が身近にいたこともあり、お年寄りと話すのが好きだったこと、介護の仕事の大変さと魅力を自分の目で確かめてみたいと思ったからです。
実際に介護の仕事に就いて
- 自分にできる関わりを模索して
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介護の仕事は、想像していた以上に大変なこと・辛いこと・落ち込むこともたくさんあります。けれど、ふとした瞬間の「ありがとう」や笑った顔、優しい言葉・気遣い、日々起こる面白い出来事に救われて、「よしまた頑張ろう」と思えてしまうのが、ギャップでもあり魅力でもあるのかなと思います。食事・排泄・入浴介助と言われますが、その人らしく暮らしていくことを支えるうえで、そうした介助が必要なのであって、介護のもっと大事な目的はその先・他のところにあるということを学びました。入社して1年ですが、まだまだこれから、もっと介護技術を身につけていくのはもちろん、自分にできる関わりを模索して楽しめるようになるのが目標です。
休日の過ごし方
- 自分の心に余裕をつくれるように
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働き始めた頃は、出勤時間も様々、初めての夜勤…と生活リズムを掴むのに慣れず、休みの日はどっと疲れて寝ていることが多かったです。しかし、次第に慣れてくるもので、夜勤は大変ですが、明けの日に午後から出かけたり、休みの使い方によっては、少し遠出できたりもします。休日は、仕事のことは考えず、家でゆっくり好きなことをしたり、気分転換をして過ごすことが多いです。あとは、体力勝負なので美味しいものを食べて力をつけています。仕事のとき、自分の心に余裕がないと、どうしても気持ちがいっぱいいっぱいになってしまったり、良い関わりができなくなってしまうので、休みを使って、自分の心に余裕をつくれるように過ごしています。
特別養護老人ホーム美瑛慈光園 施設長
安藤挙利
Takatoshi Ando
- 平成10年入社(45歳)
- 北海道医療大学
看護福祉学部 医療福祉学科 医療福祉専攻
美瑛慈光会を選んだ理由
- 仕事を通じてお年寄りが元気になる、楽しいと思ってくれるところが魅力に感じました
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高齢者を寝たきりにさせない、特別な環境に放置しない、なるべく自分の力を使っていただく。どれも今であれば当たり前のことですが、慈光園はそれを40年も前から実践していました。
せっかく働くのであれば、私たちの仕事でお年寄りが元気になる、楽しいと思ってくれるところが良いと思い、この職場を選びました。
法人の理事長は介護の現場あがりで、現場のことをよく理解してくれています。介護に対しては厳しいですが、オフでは釣りが大好きな自称「川の妖精」。仕事もオフも充実している理事長の考えに強く共感したことも、この職場を選んだ理由の一つです。
仕事をしていてうれしかったこと
- チャレンジできる環境で新しい取り組みに積極的にトライできることが嬉しい
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介護の世界ではまだこれをすれば100%OKという答えはありません。学べば学ぶだけ、経験すればするだけもっと良いケアに出会うことができます。そんな時「まずはやってみろ。ダメだったらもとに戻せばいい。それだけのことだ。」と、なんでも背中を押してくれ、チャレンジさせてもらえる環境があることにとても感謝しています。
今は施設長という立場なので、自分でやりたいことができることはもちろんですが、若い職員達が集まって新しい取り組みにトライしている様子がとてもうれしいです。
美瑛慈光会に入って、私はここが成長した!
- 学ぶことの大切さをより実感するようになりました
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学生の頃はYOSAKOIソーラン祭りにはまり、とにかく踊っていました。社会福祉士の国家試験が不合格でも落ち込むこともないほど。
今は学ぶことの大切さを知っています。自分が学ぶこと、成長していくことで、職員が最新の知識と最新の技術を持ち、新しいことにチャレンジしながら楽しく働いてくれることで、施設の暮らしが豊かになっていくことを日々感じています。
学ぶことの大切さを理解したこと、自分の成長が職場の成長につながること。それを実感できていることが自分が成長したことの一つかもしれません。ただそれも、現場の職員さんたちが日々がんばってくれるから感じられることなので、職員さんたちには本当に感謝ですね。
美瑛慈光園小規模多機能ひなた 所長
石崎真美
Mami Ishizaki
- 平成16年入社(39歳)
- 北翔大学
人間福祉学部 介護福祉学科
美瑛慈光会を選んだ理由
- 自然広がる美瑛という場所に憧れて
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学生の頃から漠然と介護の仕事に興味があり、介護福祉学科のある大学に入学しました。
美瑛慈光会を選んだのは、大学のゼミで見学に来たこと、江別で行われた介護の研修会で理事長の話を聞いたことがきっかけでした。「その人の暮らしを地域の中で支えること、その人の望む暮らしを支援すること」という理事長の話に感銘を受けました。そして、都会での暮らしは自分には合わないと感じていた私にとって、自然広がる美瑛という場所に憧れる部分もありました。
仕事の上で大切にしていること
- 相手の思いを聴くこと、一緒に考えていける存在でいたい
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介護の仕事をしていて意識していることは、「相手の嫌がることをしないこと」「待つこと」「“こうでなければいけない”ということに縛られないこと」です。人と関わっていく中では、自分の思うようにならないことはたくさんあり、葛藤することもあります。焦らずに、相手の思いを聴くこと、一緒に考えていける存在でいたいと思います。私はバリバリと仕事をこなせる人材ではないですが、成果や効率を優先するのではなく、「思い」を大切に関わっていきたいと思います。
美瑛慈光会の良いところ
- 「この人のためにこうしてみたい」と考えたことを実現できる場所
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美瑛慈光会に入職し16年が経ち、その間で美瑛慈光園(特別養護老人ホーム)→サテライト特養燈→小規模多機能居宅介護ひなたへ異動を経験しました。
美瑛慈光会のいいところは、「この人のためにこうしてみたい」と考えたことを実現できる場所だと思います。
今の事業所では、「今日を大切にする ありのままに生きる 地域と共に」という事業所の理念をスタッフ間で話し合いながら決めました。利用する方も、自分自身も共にそうありたいと思っています。本人ができることを奪わず、暮らしを楽しむこと・それぞれの思いを自由に伝え行動できること・地域の中に仲間がいること、それを支える仕事をしていきたいと思っています。
美瑛慈光会を選んだ理由
私は管理栄養士の資格取得を機に転職を考えました。そこでご縁があり美瑛慈光園を見学させていただきました。その当時の私の老人ホームのイメージは病院のような殺風景なものを想像していました。しかし、実際に見学させていいただくと、ソファーでお年寄りがくつろいでいたり、廊下に植物が飾ってあったり、とても家庭的な雰囲気でびっくりしました。そしてとても温かみある“ここで働きたい”と思い慈光会を選びました。